環球時報（電子版）によると、フランスのテレビチャンネル、フランス2はこのほど、「お茶の国」中国でコーヒーがますます人気になっているとする記事を配信した。

記事はまず、「中国はコーヒーにとって新たなエルドラド（黄金郷）だ」とし、「上海は世界で最もカフェが多い都市だ。『経済の首都』上海は『コーヒーの首都』でもあり、市内のあちこちに8000店を超えるカフェがある」と紹介した。

さらに「上海人にとって、コーヒーを飲むことは儀式になっている。お茶を愛飲する国で、コーヒーが王様になりつつあることを大手ブランドはよく理解している。米国のブランドが、上海であらゆる形態のコーヒーを提供している。多くの地元ブランドも国産の雲南コーヒーを提供するために出店している」と伝えた。

記事によると、中国南西部の雲南省は熱帯気候がコーヒーの栽培に適していて、中国産コーヒーの90％がここから来ている。コーヒー栽培は他の多くの農業の仕事よりも多い収入を得られる。中国は現在、世界で13位のコーヒー生産国だ。（翻訳・編集/柳川）