2014年3月25日、河南商報によると、23日のサッカー中国スーパーリーグで長春亜泰と広州恒大が対戦し、長春がブラジル人MFエニーニョのゴールなどにより3−1で勝利した。試合後、エニーニョは自身のインスタグラム（画像共有ソフト）で「この勝利を全北現代（韓国）にささげる」とコメントし、ネットユーザーの議論を呼んでいる。

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全北現代は先日のAFCアジアチャンピオンズリーグ（ACL）の広州恒大戦で、“疑惑の判定”によりゴールが認められず、1−3で敗れていた。そして、長春所属のエニーニョは、昨シーズンまでこの全北現代に所属していた。

試合後、エニーニョはインスタグラムに試合中の自身の写真をアップロードし、「今日、アジア最高のクラブを相手に勝利を収めたこと、そして2014年最初のゴールを決めたことを神に感謝する。この勝利を私の家族と全北現代のサポーターにささげる」と書き込んだ。書き込みはポルトガル語と韓国語が使われていた。

エニーニョは23日夜、長春イレブンの写真をアップロードし、「長春サポーターの気持ちは分かる。しかし、前の試合で全北現代は広州恒大に敗れていたため、彼らのことを考える必要があった。今は全力で長春を助けたい。私にとって君たちは彼らと同じように大切だ」と“釈明”している。

これについて、中国のネットユーザーは「裏切り者め！」「今後の生活はきっと苦しいものになるだろう」「韓国語まで使って。お前は中国語を勉強しているのか？」「中国人の金をもらって、韓国人の代わりに仕返ししたのか？」「気持ちはわかるが、長春のファンにとっては耐えがたいだろう」などのコメントを残している。

韓国でも朝鮮体育がエニーニョの書き込みを報じており、全北現代のサポーターは「エニーニョはスカッとするリベンジを果たしてくれた」「確かに全北現代を忘れていないようだ。ありがとう、エニーニョ」などとコメントしている。（翻訳・編集/北田）