増強続く中国の海軍力、世界支配を試みているのか―米メディア

Record China    2014年3月26日(水) 7時50分

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24日、米誌は「中国海軍の大躍進」と題した記事を掲載し、「中国は海軍力による世界支配を試みているのか」と伝えた。

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2014年3月24日、環球時報(電子版)によると、米誌ナショナル・ディフェンスの最新号が「中国海軍の大躍進」と題した記事を掲載した。中国海軍は2月にミサイル駆逐艦2隻とドック型揚陸艦1隻をインドネシアのジャワ島とスマトラ島に挟まれたスンダ海峡を通過させ、インド洋での演習後も排他的経済水域である海峡を通過しており、「中国は海軍力による世界支配を試みているのか」と伝えている。

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2013年夏に艦艇5隻が宗谷海峡を通過して演習を行ったのが中国海軍の初の示威行動とみられる。アナリストは中国の海軍力増強は艦艇数の増加にとどまらず、空母も含めた新型艦による装備の近代化もあるとし、米シンクタンク・ヘリテージ財団の専門家は中国が単なる海軍としてではなく、米国や周辺国に対する広範囲な抑止力を持とうとしていると指摘している。

中国海軍の近代化は後方勤務や軍制度、人員の素養、教育など多岐にわたっており、ソマリア沖アデン湾での海賊対策での外洋任務に就いたことで多くの経験を得た。装備上でも対艦ミサイルや潜水艦、航空機、駆逐艦、護衛艦、揚陸艦などでも新たな兵器が次々に現れている。

中国の急速な海軍力増大が世界支配を目的としているのか、それが事実かどうか現時点では不明だが、もし事実だとすればその実現には数十年はかかるだろうと記事は予測している。(翻訳・編集/岡田)

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