香港中文大学で、学生が「国安法」違反行為―中国メディア

Record China    2020年11月22日(日) 13時0分

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21日、観察者網は、香港中文大学の学生がキャンパス内で「国家安全法」に反する行為をし、当局が捜査を進めていると報じた。写真は香港中文大学。

2020年11月21日、観察者網は、香港中文大学の学生がキャンパス内で「国家安全法」に反する行為をし、当局が捜査を進めていると報じた。

記事は、中国の駐香港連絡弁公室の報道官が20日に明らかにした内容として、19日に同大学の学生が「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、卒業式をオンライン開催に変更した」ことへの不満を口実に、許可を得ずにキャンパス内で約100人のデモ集会を開いたと伝えた。

そして、集会では「一部の人物が物を汚す、破壊するといった行為に及んだほか、香港独立のスローガンを声高に叫ぶ様子が見られた」とし、学校側が直ちに警察当局に通報したと紹介。香港政府の教育当局および警察当局がいずれもデモ活動が香港版国家安全法に抵触する疑いがあると見ており、香港警務処の国家安全法部門が捜査に乗り出したと報じた。

記事によると、この件について、同弁公室の報道官は「政府の集会制限令に反しただけでなく、美しきキャンパスを汚し、さらには大多数の卒業生や親友の感情を著しく冒涜(ぼうとく)した。それ以上に、公然と香港独立を宣揚し、香港版国家安全法に違反したことは重大であり、強く非難する」とし、「市民が新型コロナ収束、経済回復への精力集中を望むこの時に、ごく少数の人物が険悪な政治的意図を持ち、一部の学生に騒ぎを引き起こさせても、全く人心は得られない」とコメントした。(翻訳・編集/川尻

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