習近平主席が韓国の朴槿恵大統領と会見=「6カ国協議の再開に努力を払うべき」―中国

Record China    2014年3月24日(月) 16時10分

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23日、中国の習近平国家主席はオランダで韓国の朴槿恵大統領と会見した。写真は安重根記念館。

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2014年3月24日、新華社によると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は23日、オランダで韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と会見した。

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習近平主席は「去年、私は朴槿恵大統領と数回会合した。我々の各共通テーマがいずれもスムーズに着実に実行されており、戦略疎通が順調で、政治的相互信頼が強まり、各分野において協力パートナーになった。数日後、双方は韓国にある中国人民志願軍の遺骨引渡し式を行う予定だ。これは朴槿恵大統領が自らで推し進めたもので、私たちはこれに対し感謝の意を表している」と発言した。

また、「中韓は互いに重要な隣国で、互いに通じ合う素晴らしい夢と同じ改革目標を持っている。中韓協力を強めることは、より両国人民に福祉をもたらすことができる。双方は引き続き緊密な往来を保ち、中韓自由貿易協定の交渉を加速して推し進め、できるだけ早く協定を結ぶよう努力していく。双方はまた、重大な国際と地域の問題について意思の疎通と協調を強化し、双方の共通利益を守っていく」と語った。

朴槿恵大統領は「両国の協力はスムーズに繰り広げられている。中国側により安重根記念館を建設されたこと、西安の光復軍駐在地旧跡で記念碑が設立されていることに対し、韓国側は感謝している。両国指導者の相互訪問を引き続き強化し、韓中戦略対話や人文交流共同委員会などのメカニズムをうまく構築し、韓中自由貿易協定の交渉を一日も早く完成させ、両国関係のさらなる発展の獲得を推進するよう韓国側は希望している」と語った。

また、両国元首は朝鮮半島の情勢について意見を交換した。習近平主席は「中韓は半島問題で共通の利益と関心を持っている。双方はいずれも半島の非核化の実現に力を尽くし、いずれも半島の平和安定の維持を望み、いずれも平和的な方法を通じて問題を解決することを堅持しており、双方は協調と協力を展開する一致点が多い。今年以来、半島の情勢は全般的に緩和の情勢を保っており、南北関係はある程度の改善を得た。中国側は朴槿恵大統領により持ち出した『半島信頼プロセス』を積極的に評価し、南北双方は未来に目をつけ、根気と冷静を保ち、和解協力プロセスを絶え間なく推し進め、自主・平和・統一を最終的に実現するよう希望している。北朝鮮の核問題は複雑で、総合的に施策を講じることが必要だ。各方面は半島情勢の比較的緩和のきっかけを捉え、一日も早く6カ国協議の再開に努力を払うべきだ」と述べた。

朴槿恵大統領は韓国側の見方と主張を説明し、「中国側の仲裁と交渉促進が半島の南北関係の改善、半島の非核化の実現に重要な役割を果たしていることに韓国側は感謝している。韓国側は中国側と意思の疎通と協調を保っていきたい」と述べた。(提供/新華網日本語版・翻訳/謝艶・編集/武藤)

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