【CRI時評】新たな発展構造は世界に何をもたらすか

CRI時評    2020年11月20日(金) 14時55分

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中国の最高指導者である習近平国家主席は19日、アジア太平洋経済協力会議商工業界リーダーサミットで基調講演を行いました。写真は南京空港。

中国の最高指導者である習近平国家主席は19日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)商工業界リーダーサミットで基調講演を行い、中国が構築する新たな発展構造は、決して閉鎖的な国内の単一循環ではなく、開放・相互促進を旨とする国内と国際の「双循環」であると再度強調した。習主席は中国の新たな発展構造はどのように築くか、それは世界に何をもたらすかについて、市場・開放・協力の三つの角度から系統的に述べた。

習主席は「内需の拡大」「科学技術イノベーションの推進」「改革の持続的深化」の三つの面から、新たな発展構造を構築する上で主に力を入れる点を述べ、中国がこの重要戦略をどのように推進していくかを世界に紹介した。重要なキーワードは「共有」だ。新たな発展構造の構築は、中国の発展段階と発展条件に立脚し、経済のグローバル化と外部環境の変化を十分に考慮した上で行った戦略的選択であり、世界経済の回復及び各国との共同発展を促す上での中国の誠意と責任感を示している。

人類運命共同体の構築に力を入れる中国は、開放の道で立ち止まることはない。調印されたばかりの東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定は、世界最大の自由貿易圏の誕生を促し、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)のプロセスを進める大きな一歩となる。中国はアジア太平洋地域の協力の確固たる支持者として、各経済体・経済圏とともに、FTAAPの実現を促し、世界経済の成長の原動力をより多く生み出すよう努めていく。(CRI論説員)

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