2014年3月18日、マツダ販売（タイランド）は、タイ国内で生産を開始した新マツダ3を発売したと発表した。

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新マツダ3は新世代の高効率オートマティック・トランスミッション「スカイアクティブ」を搭載した車両としてはタイで初めての生産となる。生産はフォードとの合弁会社オートアライアンス・タイランド（AAT）の工場で行い、年間1万3000台の売り上げを目指す。

マツダ販売（タイランド）の柚木社長は、新マツダ3スポーツタイプはヨーロッパ車に対抗できる高い品質を持っていると語った。また、新マツダ3は他社の製品より優れており、顧客が待ちのぞんでいた車で、今後はマツダ・ブランドの主流としてマツダの発展に貢献する、と柚木社長は述べている。

設計思想である「魂動（こどう）」が生み出す排気量2リットルのスカイアクティブ−Gエンジンは、毎分6000回転で165PSの力を生み出す。ハンドルに装備したパドルシフト、スカイドライブ技術が盛り込まれた6速AT、6つのエアーバッグ、ブレーキ・アシスト機能付きのABSディスクブレーキ、ダイナミック・スタビリティ・コントロール（DSC）等の安全技術に加え、事故が避けづらい状況での衝突回避や被害軽減を図るプリクラッシュセーフティー技術、認知支援を行ない、ドライバーの安全運転をサポートするアクティブ・セーフティー技術も採用し、二重三重の安全措置が施されている。

価格はセダンタイプが83万3000〜97万4000バーツ（約263万〜308万円）、ハッチバックタイプが83万3000〜109万4000バーツ（約263万〜345万円）の全7グレード。ガソリンにエタノール85％を混合した代替燃料「E85」にも対応する。（提供/Global News Asia・翻訳/編集：YK）