米国が中国に返還した文化財361点が南京博物院に引き渡し―中国

人民網日本語版    2020年11月18日(水) 12時40分

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貴重な文化財361点の引き渡しセレモニーが14日、江蘇省の南京博物院で開催された。中国国家文物局は米国から「帰国」した文化財や芸術品を正式に南京博物院に引き渡した。

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新石器時代の石器、春秋戦国時代の青銅剣、漢の時代の彩絵陶鈁、明の時代の陶俑、清の時代の木彫など、貴重な文化財361点の引き渡しセレモニーが14日、江蘇省の南京博物院で開催された。中国国家文物局米国から「帰国」した文化財や芸術品を正式に南京博物院に引き渡した。中央テレビニュースが伝えた。

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これらの文化財や芸術品は、国家文物局が5年間の取り組みを経て、昨年2月に米国政府から返還されたものだ。石器、玉器、青銅器、陶器、貨幣、木彫などで、その多くが中国古代の副葬品。

引き渡しセレモニーで、江蘇省文化・旅游(観光)庁の一級巡視員・呉暁林(ウー・シャオリン)氏は、「2009年に米中が中国文化財輸入規制政府間了解覚書に署名して以来、米国が中国に文化財を返還するのは今回が3度目、最大規模の返還となる。これらの文化財・芸術品は、米連邦捜査局(FBI)が2014年4月に、犯罪グループから押収。中国国家文物局、在米国中国大使館・領事館、米国務省、FBIの協力の下、はるばる海を超えて『帰国』した」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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