世界保健機関（WHO）は現地時間16日、新型コロナウイルスをめぐる定例記者会見を開き、緊急事態対応統括者のマイケル・ライアン氏は、「現在すでにある証拠から判断すると、中国における新型コロナウイルス感染拡大の水準は極めて低いことを証明している」との見方を示した。中央テレビニュースが伝えた。

記事は、「中国は新型コロナウイルス感染者激増の全てのケースに対して、大規模なPCR検査実施など、非常に積極的な対応策を講じている。そのような対応策は、大量の資源がなければできず、全ての国ができるわけではない。このような状況から、確認されている感染者は極めて少ない。そのため、中国が現在、深刻な新型コロナウイルス感染拡大に直面していることを示す証拠は全くない」としている。（提供/人民網日本語版・編集/KN）