中古車販売大手のガリバー、タイに1号店をオープン

Record China    2014年3月23日(日) 22時7分

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17日、中古車販売大手のガリバーインターナショナルは、タイの企業グループであるビリアグループの子会社と合弁会社ブイガリバー・カンパニーリミテッドを設立し、バンコクのシーナカリン通りに1号店をオープンしたと発表した。

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2014年3月17日、中古車販売大手のガリバーインターナショナルは、タイの企業グループであるビリアグループの子会社と合弁会社ブイガリバー・カンパニーリミテッド(Vガリバー)を設立し、バンコクのシーナカリン通りに1号店をオープンしたと発表した。敷地面積は1709平方メートル、延床面積207平方メートルで、車両展示台数は常時40〜50台。

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今後は、Vガリバーがフランチャイズの本部機能となり、フランチャイズ(FC)方式にて店舗展開を進める。2号店をタイ北部のナコンサワン、3号店を北部のチェンマイに出店し、タイ国内で2016年2月までに300店舗の展開を計画。店舗展開にあたってのFC加盟企業の開拓についても、タイの現地企業だけではなく、日本企業の開拓も行い、早急な店舗網構築を進める。

タイでは2011年の大洪水により工業団地等が大きな被害を受けたため、政府が自動車産業の活性化を目的に 新車購入支援策を打ち出した。その結果、100万台以上の新車販売が記録された。この施策では、5年間の転売が禁止されており、2016年以降に大きな乗り換え需要が起こると予想される。中長期的にも、ASEAN諸国におけるタイの経済的重要性は増加し、GDP国内総生産)も伸び続け、今後も中古車市場は拡大が見込まれる。

ASEAN諸国も人口6億人を有する巨大市場で、著しい経済発展の中、中間層の拡大により、今後も自動車の需要は高い伸びが期待できる。

ガリバーは、中長期の経営戦略において、ASEAN諸国をターゲットにした成長戦略も同時に進めており、2015年2月末をメドにインドネシア進出を計画し、現在、現地企業と調整中だ。2018年2月までにはASEAN諸国内で800店舗の展開を目指す。(提供/Global News Asia・編集/YK)



   

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