米国より多い中国の肥満人口、英出身科学者「この先も悪化」と警鐘―仏メディア

Record China    2020年11月22日(日) 22時30分

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仏RFIの中国語版サイトは15日、中国の肥満問題に英国出身の科学者が警鐘を鳴らしていることを報じた。資料写真。

仏RFIの中国語版サイトは15日、中国の肥満問題に英国出身の科学者が警鐘を鳴らしていることを報じた。

記事が台湾メディアの報道として伝えたところによると、中国の肥満問題に危機感を募らせているのは中国科学院に在籍するJohn Roger Speakman氏。中国・深センでこのほど開かれた中国国際ハイテク成果交易会での講演で、Speakman氏は「中国の肥満人口が全人口に占める割合は13%にも達していないが、中国は総人口が多い。その数はすでに米国を上回っている」と述べた。

また、新型コロナウイルス感染症はいずれ終息するとした上で、「だが肥満症はこの先も悪化していくだろう」と指摘。科学的な方法でこの問題を解決する必要があると訴え、「運動だけに頼るのではなく、飲食の見直しが重要な課題だ」との認識を示した。

台湾メディアは、「BMI30以上を肥満とした場合、英医学誌『ランセット』が2016年下半期に発表した調査結果によると、中国の肥満者は男性が4320万人、女性が4640万人で世界最多だ」と指摘しているという。(翻訳・編集/野谷

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