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米次期国防長官候補「72時間以内に中国のすべての船を沈める能力を持つことで抑止力強化できる」

配信日時:2020年11月15日(日) 21時20分
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バイデン次期米政権で国防長官の有力候補に浮上しているミシェル・フロノイ氏は、「米軍は、72時間以内にすべての中国の船を沈める能力を持つことで抑止力を強化できる」との見方を示している。資料写真。

米国の中国語ニュースサイト、多維新聞の15日付報道によると、バイデン次期米政権で国防長官の有力候補に浮上しているミシェル・フロノイ氏は、「米軍は、72時間以内にすべての中国の船を沈める能力を持つことで抑止力を強化できる」との見方を示している。

多維新聞が香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの14日付報道を引用する形で伝えたところによると、オバマ前政権で国防次官だったフロノイ氏は今年6月、外交誌フォーリン・アフェアーズへの寄稿で、中国の軍事的主張に対抗する米国の能力と決意が低下する中、米国は、中国の指導部による「誤算」のリスクを減らすため、確固たる抑止力を必要としているとした。

フロノイ氏は、「例えば、米軍が72時間以内に中国のすべての軍用船、潜水艦、商船を南シナ海に沈めると確実に脅かす能力を持っていた場合、中国の指導者は、台湾への封鎖や侵略を開始する前に考え直すかもしれない」とした。

防衛と外交のオブザーバーは、こうした構想について、「実現するには莫大な費用がかかるが、その支持者を国防長官に任命することは、米国が中国に軍事的圧力をかけ続けることを示唆する」と述べている。

フロノイ氏はまた、「中国に対する信頼できる抑止力を再確立するため、米国は、中国軍の目的を達成する能力を否定するか、もしくは中国の指導者が最終的にその行為は彼らの利益にならないと決定するほど大きな金額を費やすことで、中国によるあらゆる軍事侵略行為の成功を阻止できなければならない」とも述べている。

米軍は、無人水中ビークルなどのより小型で機敏な部隊や、中国の計画を複雑にするために動き回る可能性のある機動性の高い部隊にもっと依存する必要がある。

一方で、オブザーバーは、「コロナウイルスのパンデミックが将来の米国の国防予算に影を落としているため、そのような計画を実現するために競合するプログラムから投資を再配分できるかどうかについて不確実性が増している」としている。(翻訳・編集/柳川)

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