水質汚染が深刻な湖、対策が難航―雲南省昆明市

Record China    2007年6月4日(月) 4時21分

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2007年6月3日、雲南省昆明市にある湖「ディエン池」の水質汚染が深刻なことがわかった。10数年で47億6200万元(約714億3000万円)を投入し、湖内の泥や藻の除去を行ってきたが、未だ根本的な水質改善が見られないという。

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2007年6月3日、雲南省昆明市にある湖「ディエン池」の水質汚染が深刻なことがわかった。ディエン池は中国で汚染が最も深刻な湖のひとつで、付近住民の生活への影響も深刻だ。

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雲南省政府によると、10数年の間に47億6200万元(約714億3000万円)を投入し、ディエン池の水質改善を行ってきたという。

工場などの汚水規制を強化する一方、湖内の泥や藻の除去作業などが行われ、除去された泥は633万立方メートル、藻は780万立方メートル、ホテイアオイ(水草)は53万tにも及んだ。

医療廃棄物集中処理センターやゴミ焼却発電所などの建設も進んでおり、今年中に完成する予定。現在、汚染の著しい企業1630社が監視下に置かれているが、一部の企業を移転させる計画もある。

しかし専門家によると、ディエン池は未だ根本的な水質改善が見られないという。(翻訳・編集/藤野)

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