心は反中でも指は親中?韓国で中国ゲームが人気=ネット「中国に押された」「日本に対しても同じ」

Record China    2020年11月11日(水) 22時0分

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10日、韓国・ヘラルド経済は、韓国の若者について「心は反中でも指は親中」だと報じた。写真は中国のゲーム。

2020年11月10日、韓国・ヘラルド経済は、韓国の若者について「心は反中でも指は親中」だと報じた。

記事によると、韓国最大のビッグデータプラットフォーム企業IGAWorksのデータ分析ソリューション「モバイルインデックス」によると、先月の韓国におけるゲームアプリ新規ダウンロード件数10位内に、中国のゲームが二つ(4位と5位)ランクインした。中でも10~20代の支持を得ており、年齢層が低いほど選好度が高かったという。

4位はKingsGroup Holdingsの「State of Survival」、5位はmiHoYoの「原神」だった。最近、韓国の伝統衣装である韓服(ハンボク)を中国の「漢服(漢族の伝統衣装)」と紹介したとして物議を醸したPapergamesの「シャイニングニキ」も11位にランクインし、批判を受けた同社は先月29日に開始した韓国版サービスを1週間で終了すると公示している。

記事は「韓国の大手ゲーム会社がモバイルMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)分野に注力する中、中国メーカーが戦略ゲームなど韓国のゲーム市場の“穴”を埋めてきたため、こうした結果につながった」と分析している。

また、記事は「その一方で韓国企業は中国市場で冷遇されている」と伝えている。中国政府が韓国のゲームを許可しない状態が4年ほど続いており、韓国のメーカー各社は、経営干渉を甘受してまで、中国最大のゲーム流通網を持つテンセントをはじめとする中国メーカーと販売契約せざるを得ないのが現状だという。

これを受け、韓国のネット上では「韓国も中国製のゲームを規制しよう」と反発の声が上がっている。

一方で「韓国のゲームが面白くないから」「韓国の会社がゲームの開発より既存のゲームでもうけることしか考えてないから」「子どもたちのせいじゃない。ゲーム市場をつぶした政府のせい」「文大統領が親中だしね」「韓国ではゲームが麻薬や賭け事のように考えられてるから、産業が大きくなれず中国に押された」など原因を指摘する声や、「日本に対しても同じ。口先では反日、でも中身は親日」「そのくせ『あつもり』してる人はたたくんでしょ?」との声も。

また「最新の順位でしょ?。人気は一時的なもので、消えるゲームが多いだろう」と予測する声や、「欧米でBTSが好きでも韓国を嫌う人がいるのと同じようなもの」との声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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