ソメイヨシノ発祥を主張の韓国紙、日本の学者が反論=「日本原産は科学が証明」―日本メディア

Record China    2014年3月19日(水) 13時57分

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18日、韓国のスポーツ紙が「日本が愛する桜・ソメイヨシノの原産国は韓国」と報道したことに対し、日本の学者が反論している。資料写真。

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2014年3月18日、韓国のスポーツ紙が「日本が愛する桜・ソメイヨシノの原産国は韓国」と報道したことに対し、日本の学者が反論している。韓国紙は、「1912年に日本が米国に送った3000本の桜の原産地は日本ではなく、韓国の済州島。当時日本が朝鮮半島を支配していたために日本原産と誤解された」と主張。環球時報が日本メディアの報道を引用し伝えた。

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これに対し日本の学者は「ソメイヨシノが済州島原産と考えている学者はいない。ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラが交配し生まれた品種。済州島にエドヒガンはあっても、オオシマザクラは自生しない。2007年には米国農務省に属する研究所とソウル大学などの米韓の研究チームは、東京やワシントンに植栽されているソメイヨシノと済州島の野生種の桜をDNA解析した。その結果、『済州島産の桜は日本産のソメイヨシノとは違った固有種』であると結論付けられた」と韓国側の言い分を一蹴した。

科学的に違いが証明されているにも関わらず、韓国起源説が指摘される原因について同学者は、「戦前の一部の学者は誤った判断により韓国起源説を提唱。同説を韓国側は証拠としている。さらに、廬武鉉政権時の強い反日感情により、日本を連想する桜を伐採する動きがあったが、桜を守るため、日本人を含む団体が“ソメイヨシノは済州島が起源”と主張し、伐採を食い止めた」と韓国起源説の誤解を生んだ原因について説明した。(翻訳・編集/内山

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