<マレーシア機不明>台湾の大学生が衛星写真で機体発見?専門家は「ありえない」と否定―台湾メディア

Record China    2014年3月18日(火) 23時43分

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18日、台湾の大学生が衛星写真でマレーシア機らしき物体を発見したとの報道に対し、台湾の専門家は否定的見解を示した。

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2014年3月18日、台湾メディアによると、台湾南開科技大学の学生5人が衛星写真でマレーシア機らしき物体を発見したとの報道に対し、台湾の航空宇宙工学専門家が否定的見解を示した。中国台湾網が伝えた。

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台湾南開科技大学の学生5人は17日午後3時ごろ(現地時間)、米衛星画像大手デジタルグローブがインターネット上に公開した2万枚以上の衛星写真のなかから、森のなかに墜落した航空機を発見した。

この航空機が消息を絶ったマレーシア航空MH370便ではないかとの声に対し、衛星写真解析の専門家で台湾成功大学航空宇宙工学部の苗君易(ミャオ・ジュンイー)特任教授は、該当する衛星写真を見て「その可能性は低いだろう」と首を振った。

苗教授は「この衛星写真がいつ撮られたものかも分からず、マークや機体番号も識別できないことから、マレーシア航空機と断定することは不可能。また、ここに写っている航空機の機体には破損や炎上の跡が見られず、墜落していることさえ判別できない」と指摘した。

しかし、「衛星写真は雲にさえぎられない限り、理論上死角は存在しない。マレーシア航空機が故意に隠されない限り、衛星写真に写り込む可能性はある」とも話している。(翻訳・編集/本郷)

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