韓国人留学生、日本でビットコインを使い麻薬取引―韓国メディア

Record China    2014年3月19日(水) 19時30分

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18日、韓国でネット上の仮想通貨「ビットコイン」による麻薬取引犯罪が初めて摘発された。2009年に登場したビットコインは、取引の際の匿名性によってネット賭博や麻薬といった違法取引に悪用されやすいとの指摘がある。資料写真。

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2014年3月18日、中央日報によると、韓国でネット上の仮想通貨「ビットコイン」による麻薬取引犯罪が初めて摘発された。2009年に登場したビットコインは、取引の際の匿名性によってネット賭博や麻薬といった違法取引に悪用されやすいとの指摘がある。

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ソウル中央地方検察庁は17日、インターネット麻薬・武器取引サイトの「シルクロード」上で、ビットコインを使用して大麻15万ウォン相当を購入して密輸した疑いで、韓国籍の留学生を取り調べていることを明らかにした。留学生は先月、日本滞在時にサイト上で大麻を購入して韓国に発送させたことが分かっている。

留学生は検察の取り調べに対し、「好奇心でやった。オンライン決済サービスのPayPalからビットコインをチャージして取引した」と供述している。検察は留学生の体からサンプルを採取し、麻薬鑑定を依頼した。

検察は1月、「シルクロード」にアクセスし、オランダで幻覚剤126錠を購入して韓国に密輸した容疑で、米国籍の英語講師を在宅起訴した。講師はビットコイン0.6764BTC(約480ドル)で代金を決済し、国際郵便で韓国に密輸した。検察関係者は「ビットコインで麻薬を購入して密輸する事件が少なくないという情報を得ている。ビットコインは通貨価値が高く相場が高いため、小口よりも大口の取引に使われている」と語った。

今年1月、米国でビットコイン取引企業の最高経営者が100万ドル相当の麻薬を取引し、検察に逮捕されるという事件が発生している。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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