日中戦争の遺跡、9月に全面公開へ―中国

Record China    2014年3月19日(水) 20時0分

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17日、中国国家文物局はこのほど、条件を満たす抗日戦争(日中戦争)にまつわる歴史遺跡は全て、9月3日までに一般公開する方針を明らかにした。写真は9.18歴史博物館。

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2014年3月17日、中国国家文物局はこのほど、条件を満たす抗日戦争(日中戦争)にまつわる歴史遺跡は全て、9月3日までに一般公開する方針を明らかにした。人民日報が伝えた。

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同局の朱暁東(ジュー・シャオドン)報道官は、「第12期全国人民代表大会常務委員会第7回会議において、9月3日が中国人民抗日戦争勝利記念日、12月13日が南京大虐殺犠牲者国家追悼日と定められた。抗日戦争にまつわる歴史遺跡を9月3日までに一般開放することで、関連記念活動がより盛り上がるだろう」とコメントした。

中国全国には、旧日本軍と抗日戦争に関する全国重点文化財保護地が計186カ所ある。うち80%は一般公開されており、この中には犯罪証拠関連遺跡15カ所も含まれている。国家文物局が審査・登録している抗日戦争・反ファシズム博物館・記念館・陳列館は137カ所に及び、所蔵品の数は163万3200件、うち重要文化財は3万4068件、一級博物館は5カ所(中国人民抗日戦争記念館・中国侵略日本軍南京大虐殺遇難同胞記念館・延安革命記念館・瀋陽9.18歴史博物館・八路軍太行記念館)。

国家文物局は、条件を満たす抗日戦争歴史遺跡を9月までに一般公開するよう求めている。条件を備えていない遺跡については、一部公開や臨時公開を認める。また、国家文化財局は特別予算を組み、抗日戦争の全貌をよりつぶさに反映させる目的で、対象博物館の陳列品拡充を支援する方針。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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