2014年3月18日、中国新聞網によると、韓国・聯合ニュースは、韓国文化体育観光部が、2014年ソチ五輪で銀メダルを獲得したフィギュアスケートのキム・ヨナに体育勲章1等級（青龍章）を贈る方針であることが分かったと伝えた。キム・ヨナは1等級の基準を満たしていなかったが、特例での受賞となる見通し。

【その他の写真】

韓国の体育勲章には、青龍章（1等級）、猛虎章、巨象章、白馬章、麒麟章などがある。今年、青龍章の基準となる点数が1000点から1500点へと大幅に引き上げられた。キム・ヨナは1424点で、新しい基準を下回っていた。

しかし、「青龍章の新基準を過度に高く調整した」との批判が文化体育観光部に殺到。これを受けて基準を再度調整するとしていた。新基準はいまだ決定されていないが、文化体育観光部は「特例」を適用してキム・ヨナに青龍章を贈る方針を決めたという。

韓国はこのほか、スピードスケートのイ・サンファやショートトラックのパク・スンヒにも青龍章を贈呈する予定。（翻訳・編集/北田）