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中国の豚肉不足、来年後半には解消の見通し…国内生産と欧州からの輸入が急増中

配信日時:2020年11月9日(月) 6時10分
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中国政府・商務部の関係者によると、中国で続いている豚肉不足は2021年6-9月期には解消される見込みだ。

中国政府・商務部市場運行及び消費促進局の王斌局長は上海市内で開催中の第3回中国国際輸入博覧会に伴って行われた国際肉類大会で、中国で続いている豚肉不足が、2021年6-9月期には解消される見込みと述べた。

中国で豚肉不足が発生したのは、アフリカ豚コレラが大きな原因だった。アフリカ豚コレラは2000年代初頭まではおおむねアフリカ大陸だけに封じ込められていたが、07年にはロシアで発生し、その後は東欧各国に広まった。中国では18年8月に発生し、感染が広がった。

王局長によると、中国で飼育中の豚は9月末時点で前年同期比20.7%増の3億7000万頭で、17年9月以降として初めて増加した。20年1-9月の豚肉生産量は2838万トンで前年同期では10.8パーセント減だったが、減少幅は縮小してきたという。

豚肉価格については、19年11月がピークで、卸売価格が1キロ当たり52.61元(約822円)だったが、10月には43元(約672円)にまで下がった。

一方で、中国の豚肉輸入規模は急速に拡大している。特に目立つのは欧州からの輸入で、今年(20年)1-9月期は前年同期の2.07倍だった。特に伸びているのはスペインからの輸入で、同2.36倍だった。王局長によると、通年の豚肉(含、内臓類)の輸入量は950万トンを突破し、過去最高を記録する見通だ。

また、供給の増加と価格の安定に伴い、21年の豚肉消費量は今年に比べて目に見えて増加する見通しという。(翻訳・編集/如月隼人

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2019年9月29日 11時30分
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