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「米国は中国腐敗分子の逃避先に成り下がった」…中国が非難「20人がいまだ潜伏」

配信日時:2020年11月8日(日) 23時0分
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中国共産党と中国政府は、自国内で腐敗行為を行った者のうちの多くが米国内に潜伏していると、米国を非難する文章を発表した。

中国共産党中央紀律検査委員会と国家監察委員会の共同運営公式サイトは、「まだ解決しない“百名紅通人員”のうち20人はいまだ米国に潜伏 米国は腐敗分子の逃避港になり下がった」と題する文章(以下、文章)を掲載した。

「百名紅通人員」とは、中国が2015年4月に国際警察機構(ICPO)に発表した、赤手配書(国際逮捕手配書)の対象である100人を指す。いずれも汚職容疑などで検挙の対象となり、身柄を拘束される前に国外に逃亡した人物だ。

文章は冒頭で、「米国はこのところ、基本的な事実を無視して中国の反腐敗と逃亡者を国際的に追って(彼らが)不当に得た金銭を取り戻そうとする正義の挙を中傷し、『キツネ狩り』と妄言を吐き、米国人と在米華人を不法かつ理由なく逮捕した」と、米国の動きを非難した。

「キツネ狩り作戦」とは中国側が米国内で行っていたとされる、中国国内で違法行為をしていた人物を連れ戻す行動を指す。米国司法省は10月28日に「キツネ狩り作戦」に関連して中国政府の工作員8人を逮捕したと発表した。米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は、「キツネ狩り作戦の対象になり、中国に戻るか自殺するかの選択を迫られた人がいた」と述べた。

文章は、「百名紅通人員」のうちの40人が米国に渡ったと説明。現在も身柄を拘束していない40人のうち20人が、米国に潜伏していると主張。さらに、米国は中国以外の発展途上国の腐敗分子にとっての逃亡先であり、不正に取得した財産の隠匿場所になっていると主張。アフリカ連合(AU)では最近になり、違法な金融操作により毎年500億ドル(約5兆1700億円)の損失が発生し、過去50年では腐敗行為により累計1兆ドル(約103兆円)の損失が発生しており、これら不正に取得された財産の多くは米国に流れ込んでいると主張した。

また、米国が多くの腐敗分子にとっての「逃避港」になっている背景には、米国側が利益を得ていることと、それ以上に偏見が存在することがあると主張。腐敗分子は米国内で豪邸を購入し、高級車や高級品を買い、責任を追及されないどころか米国側に庇護されていると主張した。

文章はさらに、米国はその他の国の腐敗行為を批判する一方で、国外逃亡した腐敗分子を自分勝手に受け入れていることが「ダブル・スタンダードであることは一目瞭然であり、その背後に政治上の目的があるのは誰の目にも歴然としている」と批判。「米国が頑迷にも過ちを認めず時代の潮流に逆らい続けるなら、世界各国から強烈な反発を受けるに違いない」と論じた。(翻訳・編集/如月隼人

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