モノマネ・ブランドが敗訴!フランスメーカーの訴え認める―北京市

Record China    2007年6月3日(日) 8時38分

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北京市第一中級法院は、フランス衣料メーカー・ラコステの訴えを認め、広東省広州市の製造メーカーおよび販売会社らに賠償を命じた。中国司法は製造メーカーだけではなく、販売会社の責任を問う、進んだ姿勢を見せたと言える。

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北京市第一中級法院は、フランス衣料メーカー・ラコステの訴えを認め、広東省広州市の製造メーカーおよび販売メーカーらに賠償を命じた。

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ラコステはワニをあしらった商標で知られている。2005年4月、泰鰐公司が類似の商標を使った製品を販売していることを発見。50万元(約750万円)の賠償を求めて訴えた。泰鰐公司は、用いているのは独自商標「金鰐」であり、ラコステとの関係はないと主張した。裁判所は泰鰐公司の商標は色が金色であることと「金鰐服飾」の文字が小さく入っていること以外はラコステの商標とよく似ており、商標権を侵害していると判断、製造メーカーに50万元の賠償命令を下した。***

さらに年年高公司・城郷公司ら販売会社2社にも、販売した商品が違法なものでないか確かめる責任があったとして、26万元(約390万円)の賠償を命じた。知的所有権分野に関する海外からの批判が激しさを増す中、中国司法は製造メーカーだけではなく、販売会社の責任を問う、より進んだ姿勢を見せたと言える。(翻訳・編集/KT)

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