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北朝鮮の民間人が韓国軍の鉄柵を突破した?謎だらけの脱北事件に韓国ネットから不安の声

配信日時:2020年11月6日(金) 22時40分
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6日、韓国日報は、江原道の最前線地域に設置された鉄柵を超えて韓国側に入った北朝鮮人男性の身柄を軍当局が4日に確保したが、まだ多くの疑問点が残っていると報じた。写真は軍事境界線近くの展望台「臨津閣」。

2020年11月6日、韓国日報は、韓国北東部・江原道の最前線地域にあるGOPに設置された鉄柵を超えて韓国側に入った北朝鮮の民間人男性の身柄を軍当局が4日に確保したが、依然として多くの疑問点が残っていると報じた。

記事によると、韓国の合同参謀本部は4日の会見で、鉄柵を越えた人物について「北朝鮮の民間人男性」と発表した。男性の供述と服装から「民間人」と判断したという。

ところが記事は「男性の行動を見ると非凡な部分が多い」とし、「男性は2~3メートルのGOP鉄柵を越えた後、14時間にわたって兵力を総動員した韓国軍の追跡をかわしたが、これが民間人に可能だろうか」と疑問を呈している。さらに「男性が調査で亡命の意思を示した点も釈然としない」とし、「亡命の意思がある北朝鮮の民間人なら、わざわざ夜間にこっそりと鉄柵を越える理由がない」と指摘している。韓国の情報当局は、男性が民間人に扮して韓国への侵入を試みた北朝鮮軍である可能性も念頭に置いて調査を進めているという。

また、合同参謀本部は韓国入りを試みたのは同男性1人のみと判断して現地捜索作戦を終了させたというが、記事は「『監視装備に軍服を着た人物が映っていた』との主張もあり、『捕まった男性と共に韓国入りを試みて北朝鮮に戻った人物がいるのではないか』との予測も出ている」と伝えている。

さらに、2400億ウォン(約220億円)を投じたGOP科学化警戒システムが作動しなかった原因をめぐっても、システム自体の欠陥の可能性や、感知センサーの電源が切られていた、もしくは感度が落ちるよう調節されていた可能性が指摘されている。感知センサーは強風や動物の接触により反応することがあるため、部隊が電源を切ったり感度を調節することがたまにあるという。

これに韓国のネットユーザーからは「決心さえすれば南北を行ったり来たりできるということか。これは深刻な問題だ」「最近の軍隊は全く軍隊らしくない」「数カ月後には北朝鮮の軍人が団体で韓国入りしそう」「何千億ウォンもかけて設置したセンサーが感知できないなんて。これじゃあすぐに穴が開く韓国軍の防弾チョッキと同じだよ」「鉄柵を越えたのに気付かなかっただと?いっそそのお金でセコムを設置して警備を任せた方がいい」など不安の声が続出している。

また、「スパイだよ。金正恩(キム・ジョンウン委員長)がこっそり送ったんだ」「捕まったら亡命、捕まらなかったらスパイか特殊訓練…」「現政権と内通するスパイが韓国と北朝鮮にたくさんいると思う」などと予想する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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