白磁の伝統を受け継ぐ陶芸家、イノベーションも―福建省徳化市

人民網日本語版    2020年11月5日(木) 14時10分

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福建省徳化県は、中国三大磁都の一つで、ここで生産される白磁は宋の時代から欧州に輸出され、明の時代にはフランス人から「Blanc de Chine」と称され、世界中で知られるようになった。

福建省徳化県は、中国三大磁都の一つで、ここで生産される白磁は宋(960-1279年)の時代から欧州に輸出され、明(1368-1644年)の時代にはフランス人から「Blanc de Chine」と称され、世界中で知られるようになった。「80後(1980年代生まれ)」の徐金宝(シュー・ジンバオ)さんは現在、同県ではそれなりに名の知られた陶芸家となっている。新華網が伝えた。

上海交通大学の材料学部を卒業した徐さんは、故郷に戻って陶芸家に弟子入りし、大学で学んだ材料に関する専門的な知識を伝統陶芸、オブジェ、工芸美術などと融合させて、陶磁器テクノロジー企業を立ち上げた。そして、伝統的な白磁の茶道具、工芸品などを設計、開発するほか、混ぜるカオリナイトの量を調整して、耐熱性や耐アルカリ性、耐酸性、 吸着性が強化された新材料を開発し、特殊機能を備えた斬新な陶磁器を製作している。今年、徐さんが研究開発した直接火にかけたり、電気コンロで加熱したりできる白磁の急須が発売された。さらに、浄水作用を備えた白磁のフィルターカートリッジも間もなく発売される。 (提供/人民網日本語版・編集/KN)

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