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エレベーターに美女、お近づきの印に手渡そうとした風船が爆発―中国

配信日時:2020年11月5日(木) 20時40分
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持っていた風船を、エレベーターに乗り合わせた女性にプレゼントしようと思った。風船のひもをライターで焼き切ろうとしている最中に爆発した。写真は、爆発が発生したエレベーター内の監視カメラが撮影。

男性2人はカラオケを心ゆくまで楽しんだ。そろそろ引き揚げだ。ルーム内に飾られていた風船はいだたくことにしよう。1階に降りるためエレベーターに乗り込んだ。見ると、先客の中に美女がいるではないか。手にした風船をプレゼントしようとした。その風船が爆発した。中国メディアの華声在線などが伝えた。

爆発が発生したのは湖南省長沙市内のカラオケ店。1日午前5時半ごろだった。男性客がカラオケルームから持ち出した風船は5、6個で、取り付けられたひもがすべてしっかりと結ばれていた。“お近づきの印”として全部をプレゼントするのは、いかがなものか。そんなにもらっても持て余すだろう。ということで、1個だけを取り外そうとしたが、うまくいかない。ここは、サッと渡さないとやぼというものだ。

男性のうち一人がライターを取り出して、炎でひもを焼き切ろうとした。日本では、1960年代には風船に水素を詰めることが禁止され、安全なヘリウムが使われるようになったが、中国では今も水素を充填(じゅうてん)した風船が多く出回っている。引火による事故も多発している。

二人連れの男性のうち一人は、ライターを使うことをやめさせようとしたが、ライターに点火した本人はそのまま続けた。次の瞬間、持っていた風船すべてが、ほぼ同時に爆発した。エレベーター内は「光に満たされた」状態になったという。

エレベーターは1階に到着する直前だった。1階では、エレベーターの方から「ボン!」というくぐもった音が響いた直後にドアが開き、乗っていた5人が飛び出してきたという。エレベーター内では、飛び散った風船の破片がまだ燃え続けてきた。5人はそれぞれ手や顔にやけどを負っており、病院で手当てを受けることになった。

中国では、風船を持ってバスや地下鉄に乗車することが禁止されている。男性は15日間の行政拘留を科されることになった。行政拘留とは、裁判を行うほど重大でない違法行為について警察などの判断で実行できる処罰。湖南睿邦弁護士事務所の劉明弁護士によると、男性の行為は最大で懲役7年が科される過失爆発罪の対象になる可能性もあるという。

なお、中国では商業用のアドバルーンが強風で飛ばされるなどして、遠く離れた地に落ちて、爆発する事故も発生している。日本でも2011年に、垂れ幕に書かれていた文字から中国から飛来したと思われるアドバルーンが九州の別府湾に浮かんでいたことがある。地元警察が回収して、内部のガスを慎重に抜き出した上で遺失物として保管した。(翻訳・編集/如月隼人

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