不明マレーシア機、ハイジャックの可能性を示す根拠とは―中国メディア

Record China    2014年3月16日(日) 10時43分

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15日、新京報は、8日に消息を絶ったクアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機について、これまでに明らかにされた情報をもとに、ハイジャックの可能性を分析する記事を掲載した。資料写真。

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2014年3月15日、マレーシアのナジブ・ラザク首相は記者会見で、8日に消息を絶ったクアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機について、同機はレーダーから機影が消える前に通信装置のスイッチを切られ、意図的に針路を変えられていたとみられると述べた。

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新京報は、「首相の発言は、マレーシア当局がハイジャックの可能性が高いとみていることを示すものだ」とする専門家の見解を掲載。これまでに明らかにされた情報をもとに、ハイジャックの可能性について分析した。

(1)2つの通信装置のスイッチは同時にではなく、1つは14分後に切られたこと。故障または飛行経験のない者によるハイジャックの場合、同時に切られる可能性が高い。

(2)同機のレーダー・トランスポンダ(中継機)は、先にマレーシアの2次レーダー向け信号発射をやめ、その後に1次レーダーから機影が消えたと報じられている。機械故障などの場合、一般には1次レーダーから先に消えるため、何者かによって意図的に切られた可能性がある。

(3)同機は8日午前1時半ごろレーダーから消えたが、人工衛星が捉えた同機の信号により、失踪後も同8時11分まで7時間近く飛行を続けていたこと。

(4)同機は針路を変えてマレー半島上空を西に向かって引き返し、さらに北西に針路を変えたこと。何者かによって意図的に変えられた可能性がある。

(5)軍のレーダー記録が終わったのが高度2万9500フィートであったこと。専門家は、同機が他機との衝突を避けるため、特殊な高度に調整した可能性があると指摘している。(翻訳・編集/NY)

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