中国のホワイトカラーの2割、1年以内に副業またはアルバイト―中国メディア

人民網日本語版    2020年11月4日(水) 1時0分

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中国でアルバイトをするホワイトカラーが増加しており、ホワイトカラーの18.7%が過去1年以内に、副業やアルバイトを経験していた。写真は中国の飲食店。

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求人サイト・智聯招聘が2日に発表した「2020年ホワイトカラーの秋季の転職とキャリア発展調査研究報告」によると、アルバイトをするホワイトカラーが増加しており、ホワイトカラーの18.7%が過去1年以内に、副業やアルバイトを経験していた。しかし、副業をしているホワイトカラーの57.1%が「本業の代わりにはならない」との見方を示した。中国新聞網が伝えた。

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報告によると、アルバイトの種類を見ると、微商(微信を利用して販売や宣伝する電子商取引を行う人)、保険販売、EC、露店を出すなど商品販売系の割合が最も高く、32.7%だった。ホワイトカラーの28.5%は、設計・製図、原稿作成、動画編集、翻訳などのスキル活用型のアルバイトを好み、17.7%が実店舗の経営、株式/先物/ファンド/仮想通貨など投資・経営型の副業をして増収を試みていた。

報告によると、斬新なアルバイトを選択するホワイトカラーが増えており、労働輸出型(オンライン配車や運転代行、デリバリー配達、店員など)と個人メディア/個人IP(ブロガー、うp主、公式アカウント開設)の運営が9.3%、5.7%占めた。

報告によると、感情移入やコミュニケーションなどの面が生まれながら優れている女性のホワイトカラーは、商品の販売系のアルバイトをして増収を試みており、その割合は43.3%と、男性の約2倍だった。一方の男性はハードスキルを活用して増収を試みる傾向にあり、その割合は33.4%だった。その他、男性のアルバイトを見ると、投資・経営型、労働輸出型の割合も高かった。個人メディアの達人、個人IP経営などの面では、女性のホワイトカラーのほうが割合がやや高かった。

報告では、「副業の種類が豊富で、自由というメリットは、安定した本業の下支えが絶対に必要」と指摘している。アルバイトを経験したことがあるホワイトカラーを見ると、副業で多くの收入を得ていたとしても、57.1%は依然として本業の必要性を自覚している。一方、「副業を本業にしてもいい」と考えているホワイトカラーは32%。その他の10.9%は明確な姿勢を示していない。

智聯招聘は中国全土のホワイトカラーを対象に、転職・キャリア発展をめぐる調査研究を実施し、8455人から有効回答を得た。報告はその結果を基にまとめられた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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