李克強首相、外国人記者の中国語を3回ほめる―中国

Record China    2014年3月15日(土) 20時1分

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13日、中国の李克強首相は記者会見で外国人記者の中国語をほめた。

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2014年3月14日、人民網によると、13日に開かれた記者会見で、李克強(リー・カーチアン)首相への最初のいくつかの質問の機会は外国メディアに持って行かれた。そして外国メディアの記者の質問は中国語によるものが多かった。

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実は李首相は英語に長けている。記者会見での最初の質問は英語によるものだったが、李首相は聞きながらメモを取り、度々うなずきもした。

2番目に質問したのは英紙フィナンシャル・タイムズのJamil Anderlini氏で、中国語での質問だった。Anderlini氏は上海勤務を経て、すでに9年間北京で働いている。中国の金融リスクに関する質問をプリントアウトしており、正確に発音するため、わざわざ一字一字に声調を記していた。李首相は「あなたの中国語はとても流暢で、正確でもある。聞き取れた」と称賛した。Anderlini氏は中国人の謙虚さも身につけており、李首相からほめられると「いいえ、とんでもありません」と笑って手を振った。

その後、李首相はシンガポール紙・聯合早報の記者のことも「あなたの発音はさらに正確だ」とほめた。ロイターの記者も評価された。李首相は「中国に駐在する記者の皆さんたちが、こんなにも流暢な中国語を話すことに本当に感心した」と述べた。

記者会見では外国メディアの記者が中国語を操るのが普通で、英語で質問すると「変わり者」と見なされさえする。「彼らはこうすることで中国に対する理解を示している。これは中国文化の影響力が高まっていることも物語っている」と分析される。

昨年、AP通信の記者が中国語で質問した後に、英語で同じ内容を繰り返した。李首相は「あなたは自分で自分の通訳もした。二人分の給料をもらうべきだ」と冗談を言った。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/TF)

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