2014年3月14日、香港の俳優ニコラス・ツェー（謝霆鋒）が、女性歌手フェイ・ウォン（王菲）の娘の歌手デビューをプロデュースするとの噂が浮上。フェイの関係者が完全否定を示した。新浪網が伝えた。

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中華圏きっての歌姫フェイ・ウォンと、人気俳優ニコラス・ツェーは、1999年から数年にわたって交際。当時はフェイが11歳上という年の差も話題になった。このほど、フェイの娘で17歳になる竇靖童（ドウ・ジントン）さんについて、ニコラス・ツェーが歌手デビューを手がけるのではないか？との噂が浮上。ニコラスは2003年に映画編集・製作会社を立ち上げ、香港を本拠地に子会社6社を抱えるまでに発展している。これに続き、今年はタレントのマネジメント事業に乗り出すとの情報があり、その金の卵として竇靖童さんに白羽の矢が立ったものだ。

竇靖童さんの父親は中国のカリスマミュージシャンのドウ・ウェイ（竇唯）。竇靖童さんは近年、自身のミニブログで自作曲を公開し、楽曲がiTunesストアにも登場するなど、親譲りの才能を見せ始めている。両親の高い知名度と音楽的才能を併せ持つだけに、もし本格デビューすると名乗りを上げれば、大手事務所が殺到すると予測される。

一連の報道について14日、フェイの育ての親でマネジャー、ケイティ・チャン（陳家瑛）氏は「聞いていない」と完全否定。ニコラスが所属する香港最大手のエンタメ集団・英皇娯楽集団（EEG）もノーコメント。元恋人のプロデュースによる“フェイ・ウォン2世”誕生が近く実現するのは難しいようだ。（翻訳・編集/Mathilda）