新型コロナサブユニットワクチン、2期臨床試験完了―中国

人民網日本語版    2020年11月2日(月) 17時0分

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新型コロナウイルスサブユニットワクチンの1・2期臨床試験の盲検解除会議がこのほど、北京市で開催された。写真は中国のエレベーターに設置されたティッシュ。

中国科学院微生物研究所によると、同研究所と重慶智飛生物製品股フン有限公司(フンはにんべんに分)が共同開発する新型コロナウイルスサブユニットワクチンの1・2期臨床試験の盲検解除会議がこのほど、北京市で開催された。その結果は予想に合致し、同ウイルスが高い安全性と免疫原性を持つことが分かった。人民網が伝えた。

今回の臨床試験は無作為、二重盲検、偽薬対照に分けられた1・2期臨床試験研究で、ウイルスの安全性と免疫原性を評価した。安全性のデータと結果によると、1・2期臨床試験の観察では今のところ、同ワクチンと直接関連する深刻な不良事件が発生していない。盲検解除データは、同ワクチンが高い耐性、安全性、免疫原性を持ち、次の臨床試験を引き続き展開できることを証明した。

中国が重点的に展開する5つのワクチン路線の一つとしての同ワクチンは、同研究所の高福(ガオ・フー)院士と厳景華(イエン・ジンホア)氏のチームが開発したもので、戴連攀研究員が同成果の主要担当者の一人。同ワクチンは独自の知的財産権を持つ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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