米議員、中国製ボーディングブリッジに潜むリスクを警告―米華字メディア

Record China    2020年11月1日(日) 20時10分

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米国の中国語ニュースサイトの多維新聞は10月31日、「米国の議員が、中国製ボーディングブリッジ(搭乗橋)に潜むリスクについて警告を発した」と報じた。資料写真。

米国の中国語ニュースサイトの多維新聞は10月31日、「米国の議員が、中国製ボーディングブリッジ(搭乗橋)に潜むリスクについて警告を発した」と報じた。

記事によると、米共和党のジョシュ・ホーリー上院議員らはこのほど、カンザスシティ航空局に宛てた書簡で、中国の空港関連機器サプライヤーである中集天達(CIMC-Tianda)によるカンザスシティ国際空港へのボーディングブリッジの売却提案を拒否するよう要請した。

ホーリー上院議員らは、中集天達について、「産業スパイを含む米国での違法行為の長い歴史があり、米国の国家安全保障に深刻なリスクをもたらしている。中国政府は長い間、そのような国有企業を利用して戦略的利益を推進してきた」と警告した。

書簡では、「中国のサイバーオペレーターは、中集天達のボーディングブリッジが提供するアクセスポイントを使用して、空港の従業員や他の個人の情報を含む空港の財務記録や他の機密記録を盗んだり、空港の警報を作動させたり、地上管制と航空機間の通信を妨害したりする可能性がある」などとしている。(翻訳・編集/柳川)

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