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この5年間で中国の国民が感じた民生における5つの変化―中国メディア

配信日時:2020年10月30日(金) 20時20分
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今年は、中国の「第13次五カ年計画(2016‐20年)」の最終年。この5年間で計画に盛り込まれていた目標が一つ、また一つと達成されてきた。
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今年は、中国の「第13次五カ年計画(2016‐20年)」の最終年。この5年間で計画に盛り込まれていた目標が一つ、また一つと達成されてきた。中国新聞網が伝えた。

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■收入がより多く

北京で働く80後(1980年代生まれ)の女性・張さんは、「私の月給は2015年の5000-6000元(1元は約15.5円)の4ケタから、今では1万元以上と5ケタに増え、ここ5年の間に倍増した。所得が右肩上がりで増え、消費水準も目に見えて向上し、毎年2-3回は旅行に出かけられるようになった」と喜ぶ。

河北省石家荘の通信企業に勤務する男性・王さんは、「ここ5年の間に子供が生まれ、妻の仕事を見つけ、昨年マイホームを購入した。2015年と2016年にはショッピングサイト・淘宝に店も開設し、タオルを販売するようになり、月に約1万元の利益がある」と話す。

中国国家統計局の劉愛華報道官は今年7月の記者会見で、「努力を重ね、『第13次五カ年計画』が提示している量化指標のほとんどは目標値を上回るか、または全面的に達成した。一部の指標、例えば、国内総生産(GDP)、都市部・農村部の住民の平均所得倍増などの目標は達成間近だ」と明らかした。

農業農村部の最新統計によると、農民の所得は前倒しで倍増目標を達成した。農村の住民の1人あたり可処分所得は、2019年に1万6000元を超え、1年前倒しで2010年比で倍増を実現した。

■交通がより便利に

張さんは、「ここ5年で、高速鉄道はさらにスピードアップし、オンライン配車が登場し、タクシーを探すのも以前ほどたいへんではなくなった。また、どこでもシェア自転車を見つけることができ、『最後の1キロ』の問題が解決された」と感慨深げに話す。

ここ5年の間に、高速鉄道が最も人気の交通機関となっている。統計によると、「第13次五カ年計画」後期に、高速鉄道の営業距離数は世界1位の約3万8000キロになり、人口100万人以上の都市95%をカバーした。

中国が独自開発した高速鉄道車両・復興号は時速350キロでの商業運営を実現した。スマート型高速列車による時速350キロでの運行は世界初だ。非常にスピーディで便利な高速鉄道ができたことで、中国の人々はより手軽に、快適に出張や帰省できるようにもなった。

中国交通運輸部の最新統計によると、オンライン配車プラットフォーム企業190社以上がすでに経営許可を取得しており、オンライン配車の利用数は1日当たり約2100万件以上に達している。シェア自転車は、中国全土360都市以上に投入されている。投入台数は1945万台で、1日当たりの利用数は4570万件以上だ。

張さんは、「以前ならタクシーというと、客がタクシーを待っていた。でも、今はタクシーが客を待っている。寒い冬の日に、道路の脇で手を振ってタクシーを呼ぶというのは過去の事になった。今は、部屋の中でスマホを使ってタクシーを呼び、タクシーが到着してから外に出る」と話す。

北京で科学研究の仕事に就いている黄博学さんは毎日、少なくとも2回はシェア自転車を利用する。まず、朝に家から地下鉄の駅まで乗り、夜は会社から地下鉄の駅まで乗る。「会社から地下鉄まで2‐3キロあり、歩くと20分はかかるが、自転車ならわずか10分。シェア自転車が『最後の1キロ』の問題を解決してくれ、時間が節約できるだけでなく、気分もとてもいい。また、運動にもなるし、環境保護にも貢献できる」と黄さん。

■ショッピングがより楽しく

ここ5年の間に、ネット通販の発展が加速し、ショッピングの顧客体験も向上を続けている。

統計によると、2019年、中国全土の宅配便取扱個数が1人当たり平均45個となった。今年はそれが約60個に増えると予想されている。これは世界平均の約2倍の水準に当たる。宅配便の年間取扱個数は2015年の207億個から、今年は800億個以上に増え、5年で4倍近くに達した。中国の宅配便取扱数は米国や日本、欧州などの先進国の総和を上回っている。

決済方法を見ると、今やいつでもどこででもスマホで決済をすることができる。張さんは、「『あなたのQRコードをスキャン?それとも私のQRコードをスキャン?』がお決まり文句になっている。以前は外出する時は財布を持ち歩き、その中には銀行のカードやお札、小銭がいっぱい入っていた。でも、今はスマホがあれば何でも解決できる。時には、スマホを取り出さなくても、顔認証システムを使って支払いができることもある。とても気楽で、便利」と話す。

■インターネットの通信速度がよりスピーディーに

中国工業・信息(情報)化部の最新統計によると、2019年末、インターネットの固定回線の普及率、モバイルインターネットの普及率はそれぞれ91%と96%に達した。1ギガの光ファイバーは8000万世帯をカバーし、4Gユーザーは12億人以上に達している。現在、すでに運用をスタートさせている5G基地局は69万カ所で、利用しているユーザー数は1億6000万人以上となっている。

インターネットの通信速度は確かに速くなっている。統計によると、中国のインターネットの固定回線と4Gのユーザーのエンドツーエンドの平均ダウンロード速度は2015年と比べて7倍以上速くなった。インターネット固定回線のエンドツーエンドの速度は現在、43Mで、モバイルインターネット(4G)は29Mだ。

また、平均利用料金も安くなっている。中国国内の携帯電話長距離料金とローミング料金が廃止され、「インターネットの通信速度が速くなっても、料金は上がらない」といった施策が実施され、ユーザーは「通信料金が安くなった」と実感している。

利用料金が安くなり、インターネットの普及と応用の推進に拍車がかかっている。ユーザーのモバイルデータ通信を見ると、1カ月当たりのモバイルデータ通信量が、平均10.86Gと、2015年と比べて38倍に増えた。5年前、ユーザーの1カ月当たりのスマホモバイルデータ通信量は287.9Mと、ドラマを2話見るとなくなってしまうほどの量だった。

■青空広がる日がより多く

北京の張さんと石家荘の王さんは、「ここ数年、空気が大分きれいになったと感じる。白い雲が浮かぶ青空の日も増えた」と口を揃える。「PM2.5が発生する日が少なくなり、家の空気清浄機もほとんど使わなくなったし、いつでも窓を開けられる」。

中国生態環境部が最近発表した統計によると、中国全土の地級市(省と県の中間にある行政単位)以上の都市の空気の質を見ると、今年1-9月、「優良」だった日の割合が87.2%に達した。年末には84.5%の目標を達成すると見込まれている。

「第13次五カ年計画」の期間が間もなく終了し、「第13次五カ年計画(21‐25年)」が始まる。今後5年の間に、中国の国民の所得がさらに増え、教育、医療、老後などのことを心配する必要がなくなり、獲得感、幸福感、安心感が増強されることが望まれている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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