日本のメンズファッション業界、なぜいつもはるか先を行っているのか?―中国メディア

Record China    2020年11月1日(日) 19時30分

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26日、「日本のメンズファッション業界はいつもはるか先を行っている」とする記事が中国のサイトに掲載された。資料写真。

2020年10月26日、「日本のメンズファッション業界はいつもはるか先を行っている」とする記事が中国のサイトに掲載された。

記事はまず、「ミラノ、パリと聞いただけで『ファッションウィーク』『ラグジュアリーなブランド』『華麗に着飾った男女』を連想するが、世界におけるファッションの都は欧州ではなくアジアにある」と主張。その理由として「日本人はずっと世界で最もファッショナブルと見なされてきた」と述べ、日本でさまざまなブランドが生まれてきたことや日本の世界的なデザイナーなどに言及した上で「とりわけメンズファッションにおける申し分のないセンスは高く評価されている。日本人の着こなしはモダンスタイルに大きな影響を与えた」と論じた。

そして、「日本人は他の文化以上にファッションに関心を持っている」と説明。「和服など日本には独自の豊富なファッション文化があり、さらに日本人は海外の最高の装いを選び抜いて日本独特の強みをうまく働かせる巨匠でもある」とも述べ、うってつけの例としてデニムファッションを挙げた。

記事は「日本人は他の文化の要素、この場合は米国ファッションの要素を吸収し、オリジナルを越えさせた。これが日本人の最もすごいところだ」とし、「ウイスキーや腕時計、自動車についても同じことが言える」と指摘。さらに「もしかしたら日本の男性のファッションで最も注目されるのは冒険を恐れずに自分の求める服を着ることかもしれない。自身が好きだから着るのであって、どんなブランドを着ているか他人に気付かれることを考えているからではない」と主張し、「日本の男性は他人が好む服ではなく、自分の好きな服だけを着る。そうであるからこそ、一つの形にとらわれない、さまざまな風格の優れたブランドが誕生し、最終的に『相互成就』を得たのかもしれない」と論じた。(翻訳・編集/野谷

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