マレーシア機の捜索、自衛隊の派遣は日中関係改善の打開策となるか―中国メディア

Record China    2014年3月13日(木) 23時3分

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12日、行方不明になっているマレーシア機の捜索に自衛隊機が参加することで、悪化した日中関係が改善される可能性がある。資料写真。

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2014年3月12日、中国経済情報サイト・BWCHINESEはマレーシア航空機事件が硬直した日中関係を打破する助けになると指摘した。

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小野寺五典防衛相は11日、マレーシア航空機が消息を絶った問題で、マレーシア政府の捜索協力要請を受け航空自衛隊のC130輸送機を現地に派遣すると記者団に明らかにした。まず自衛隊員ら4人を同国へ派遣し、12日から現地の情勢を調査するとも語った。

日本の外交専門オンライン雑誌「ザ・ディプロマット」は11日、「マレーシア航空MH370便の捜索活動が日中関係の改善につながるか」と題した記事のなかで、中国と中国の指導者にとって極めて困難な1週間だったと表現。昆明駅で発生した無差別殺傷事件に続いて、マレーシア航空機の失踪と、状況はさらに混迷していると指摘した。

MH370便には日本人乗客はいない。現在の東シナ海情勢を考慮すると、日本には捜索活動に参加する義務などない。しかし、日本はアジア太平洋地域で最も進んだ技術と装備を持ち、訓練を積んだレスキュー隊員と豊富な災害救助経験を有している。

中国政府は日本の捜索活動参加を日本の積極的な友好姿勢ととらえ、硬直している日中関係を打破する糸口になる可能性もある。日中両国は関係改善に向けて絶好の機会をつかむ努力をすべきであろう。(翻訳・編集/本郷)

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