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衝撃! 中国人留学生が大家を惨殺、その理由は…―米国

配信日時:2020年10月29日(木) 0時20分
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米アラバマ州オーバーンで22日、中国人留学生の男が住居の大家だった夫婦を刃物で死傷させる事件を起こした。

米アラバマ州オーバーンで22日(現地時間)、中国人留学生の男が住居の大家だった夫婦を刃物で死傷させる衝撃の事件が発生した。米国の華字メディアや中国の複数のメディアが報じている。

■被害者の体に多数の刺し傷

事件が発生したのは同日午後7時15分ごろ。襲われたのは中国系の夫婦で、それぞれ別の病院に搬送されたが、夫は死亡、妻も重篤な状態だという。2人の体には多数の刺し傷があった。警察は現場近くにいた21歳の王卓斌(ワン・ジュオビン)容疑者を殺人未遂などの疑いで逮捕。王容疑者は夫婦の自宅に押し入り、犯行に及んだと見られている。

関係者によると、王容疑者はオーバーン大学に勤める夫とその妻、2人の子どもが暮らす家に間借りして住んでいたが、新型コロナウイルスが流行する中での生活をめぐりいさかいがあったという。

■王容疑者の主張

事件前、王容疑者のものと見られるSNSのアカウントは、夫婦、特に女性への不満を次のようにつづっていた。

「5月から彼らの家に住んだ。2018年秋からオーバーンに来ているのに、入居する時に14日間の隔離を求められた。僕はしぶしぶ応じた」

「『散歩に出てもいいか』と聞いたら、彼女(女性)は『2週間が過ぎたらどこにでも行きなさい』と言った。隔離期間が過ぎたのでマスクをして散歩に出たら、返ってきた時に彼女に『道路の方じゃなく林の方に行きなさい。あなたがマスクをしていると、近所の人が怖がるのよ』と言った。好きなところに行っていいと自分で言ったくせに」

「入居前に『(2階にある)部屋は暑いか』と聞いたら、『大して熱くない』と言われた。愚かなことに私は信じてしまった。入居1日目に彼女に『旦那さんにエアコンを使わせてくれるように話してもらえないか』と伝えた。その日の午後にエアコンをつけようとしたら、彼女が夫に『エアコンはつけなくていいのよ。彼には必要ないわ』と言った。翌日には、夫がエアコンをつけてくれたがその日から面倒なことが増えた」

「10日目にはベッドの骨組みが壊れた。84キロの僕が寝ていてどうして壊れるんだと思って調べてみたら、つなぎ目の部分がほとんど脱落していた。彼女は僕にベッドとマットレス代として700ドル(約7万円)を要求した。マットレスは壊れていないじゃないか。ベッドだってアマゾンで114ドル(約1万2000円)だ」

同アカウントはこのほか、女性の夫について「素晴らしい教師で尊敬している」とする一方、女性が何かにつけて小言を言うことや、自身の両親を侮辱するような発言をしたことなどが不満と共につづられている。

■食い違う主張、そして事件に

しかし、被害女性の主張は異なるものだった。女性のものと見られるSNSのアカウントはグループチャットに次のように書き込んでいた。

春節(旧正月)の時に、家に知り合いの学生2人を招いた。そのうちの1人が5月に私たちの家に来て住みたいと言った。彼の両親とも話をして、育ちがよさそうだったので了承した。しかし思わぬことに、新型コロナが米国でも急速に拡大して、4月になっても収まらなかった。私は彼に『もし越してくるなら隔離するが、それでも来たい?』と尋ねた。意図としては『隔離が嫌だったら来ないでね』ということだが、相手の自尊心に配慮してそこは言わなかった」

「彼は隔離を受け入れたのに、家に来てからはずっと文句ばかり。まずは暑いと言い出した。うちはエアコンがセントラルなので、隔離をしている間は(エアコンを介して感染する可能性があるので)つけられない。彼に扇風機を2つ用意してあげたのにそれでも足りないと言うので、仕方なく一家全員が感染するリスクを負って2日目にエアコンをつけた。その後も、私たちの家は不自由だとか、私たちの2人の子どもが自分になつかないだとかで、私たちや彼自身の両親ともけんかが絶えなかった」

「彼は暑い暑いと言いながら窓は開けていて、靴下も履いている。時には毛のスリッパまで。彼が(部屋にいると)直射日光が顔に当たると言ったため、部屋を替えようかと提案したら嫌だと言った。ベッドの位置を変えてあげると言っても嫌だと言い、紫外線をカットするフィルムを買ってきても貼らない。一体何を考えているのかわからない」

「彼は入居から1カ月で出て行った(もともとは1年契約)が、それからしばらくして彼はネットの掲示板にこのことを書き込んだ。しかも内容はでたらめなことばかり。夫が電話をして、掲示板に書き込むのは構わないが事実を書くようにと求めた。彼は書き込んだ内容を修正すると言ったが、その後もでたらめなことを書き続けた」

女性は壊れたベッドについても「結局は私たちが自分で修理した。700ドルは要求しておらず、彼が出て行く時に自分で100ドル(約1万円)を置いていった」とした。

王容疑者はこれに対し、「2つの扇風機の内、1つは乾燥機で熱風が出るものだった」「彼らの子どもたちは僕を見るたびに『ウイルスが来た!』と言う。誰に言えと言われたのか聞いたら『ママが言ってた』と言った」「僕はありのままを言っている」と主張した。

その後も言い争いは続き、女性らは王容疑者に書き込んだ掲示板での謝罪を要求。さもなければ名誉棄損で訴えるとしていた。そして、10月22日に悲劇が起きた。(翻訳・編集/北田

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