孔鉉佑駐日大使が日本人からの手紙に返信―中国メディア

人民網日本語版    2020年10月27日(火) 18時40分

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中国の孔鉉佑駐日大使は先ごろ、BSフジの番組に生出演してインタビューに応じ、大きな反響を呼んだ。番組放送後、多くの日本人が電子メールや手紙を送り、日中関係への関心と日中友好への期待を表した。

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中国の孔鉉佑(コン・シュエンヨウ)駐日大使は先ごろ、BSフジの番組「プライムニュース」に生出演してインタビューに応じ、日本の社会で大きな反響を呼んだ。番組放送後、多くの日本人が電子メールや手紙を送り、日中関係への関心と日中友好への期待を表した。孔大使はある日本人の手紙に対する返信の中で、「『親仁善隣』を導きにし、日本各界の皆さんとともに、『世々代々』という宝物までたどりつくため、力を惜しまない覚悟だ」と述べた。

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中国駐日本大使館が27日に伝えたところによると、東京在住のある日本人が孔大使に手紙を送り、その手紙の中で、「大使の日中関係などに関する考え方と私の理解は同じで、特に『親仁善隣』の精神に基づき、両国関係の改善と発展を図るべきとの提言に私は深く賛同する。今、日本で中国に対するバイアスのかかったメディア報道が国民の対中感情に多大な影響を与えている。かつて日中経済協力に関わった一人として、こういった現状を目の当たりにし、心を痛めている。これからも、大使の日中関係などの諸課題に関する見方と見解を聞くチャンスがあればと思う。また、両国国民の相互理解と日中友好を増進するため、自分なりの貢献をしたい」と述べた。

孔大使はこの日本人の手紙に対する返信の中で、「中日国交正常化以来、先人および現役世代のたゆまぬ工夫と努力により、両国関係が幾多の波風をくぐり抜け、絶えず前進してきている。中日関係発展の成果を味わっているわれわれには井戸を掘った方々から受け継いできた『世々代々の友好』という宝物をいかに探し求めていくかが問われている。話し合いこそが問題解決のはじめの一歩だ。誠意を込めて、胸襟を開きながら、進んで日本の皆さんと触れ合うのはわれわれの願いであり、今後とも、『親仁善隣』を導きにし、日本各界の皆さんとともに、『世々代々の友好』という宝物までたどり着くため、力を惜しまない覚悟だ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/AK)

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