中朝国境の湖に「巨大生物」?…ドローンが“未確認物体”を撮影

Record China    2020年10月22日(木) 21時20分

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中国では、中朝国境にある「天池」という湖の上空を飛ばしたドローンが、湖に生息する巨大生物を撮影したのではないかと、評判になっている。「天池」にはかねてから巨大生物が生息するとのうわさがあった。

中国では、中朝国境にある「天池」という湖の上空を飛ばしたドローンが、湖に生息する巨大生物を撮影したのではないかと、評判になっている。「天池」にはかねてから巨大生物が生息するとのうわさがあり、チャイニーズ・ネッシーなどとも呼ばれている。鳳凰網が22日付で報じた。

きっかけは、「10月20日午前9時ごろ、長白山・天池で、正体不明の物体を撮影した」とする動画投稿だった。天池とは、中国と北朝鮮の国境にある長白山(北朝鮮および韓国での名称はペクトゥサン、白頭山)の頂上部分にある。長白山は火山で、天池はカルデラ湖だ。

動画投稿者によると、ドローンは湖面から500メートルほど上空を飛行していた。その時に、湖面に正体不明の物体が出現した。映像では小さな黒い点にしか見えないが、ドローンの高度を考えれば、相当に大きな物体のはずという。

天池についてはこれまでにも、「正体不明の大きな生物が生息している」とのうわさがあった。鳳凰網によると、うわさが立ち始めたのは1962年で、その後も多くの人が目撃したと述べた。1980年には中国共産党の機関紙の一つである光明日報が「天池怪獣目撃記」を掲載した。同記事によると同年8月21日午前4時過ぎに、湖に朝日が差し込むと同時に、湖面の離れた場所に、牛のように大きな物体が出現して急速に泳いだという。

ただし、巨大生物が存在する確実な証拠はない。日本のテレビ局も専門家に同行して現地を取材したことがあるが、水質検査の結果などから「大型の生物がいてもおかしくはない」程度の結論が得られただけだった。なお、天池は観光地ではあるが国境地帯の湖である関係で、湖面にボートなどを浮かべることも禁止されている。現実問題として、科学的なきちんとした調査は難しい状況だ。(翻訳・編集/如月隼人

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