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2007年6月1日午前0時8分、四川省西昌県の中国西昌衛星発射センターで、通信衛星「シン諾3号」を乗せたロケット「長征三号A」の打ち上げに成功した。今回の打ち上げで「長征」系ロケットの打ち上げ回数は100回に達した。
2007年6月1日午前0時8分、四川省西昌県の中国西昌衛星発射センターで、通信衛星「シン諾3号」を乗せたロケット「長征三号A」の打ち上げに成功した。
今回の発射は「長征」系ロケットの打ち上げ回数が100回目となる記念すべきもの。主力ロケットの打ち上げ回数が100回を上回ったのは、アメリカ・ロシア・EUに続き、世界で4番目となる。中国の航空宇宙技術の高さを物語る数字となった。
通信衛星「シン諾三号」は中国空間技術研究院が開発した。「東方紅3号」をベースに作られた10機目の衛星となる。シン諾有限公司の所属下、通信・放送・テータ通信などの用途に用いられる。(翻訳・編集/KT)