人民網日本語版 2020年10月19日(月) 18時20分
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円明園管理処は、歴史を銘記し、一人でも多くの人に円明園を見学してもらうために、破壊されてからちょうど160年目を迎えた今月18日、一般向けに無料公開した。
1860年10月18日、「万園之園」と呼ばれた北京の円明園はイギリス・フランス連合軍により破壊された。円明園管理処は、歴史を銘記し、一人でも多くの人に円明園を見学してもらうために、破壊されてからちょうど160年目を迎えた今月18日、一般向けに無料公開した。北京日報が伝えた。
観光客が円明園を見学する際、歴史を探りながら現代的な要素も感じることができるよう、円明園はこのほど、「円明園パスポート」を打ち出した。円明園内のショップのほか、ショッピングサイト・天猫や京東の旗艦店でも購入することができる。パスポートの1ページ目がスタンプマップになっており、大水法や万方安和など円明園内の観光スポット51カ所近くにあるショップでスタンプを押すことができる。
円明園の職員によると、「観光客が、それぞれのページの四角にある空白部分にスタンプを押すと、そのスポットの全体像が完成する仕組みになっている。例えば、万方安和の空白部分に、相応のショップで『卍』の形をした建築物のスタンプを押すと、万方安和の全体像が浮かび上がる」という。
そしてスタンプ51個を集めると、「円明園宝」という字のスタンプをゲットすることができる。職員によると、「このスタンプは、円明園宝物出入庫のロゴマークとなっており、全てのスタンプを集めると、『円明園を家に持ち帰る』ことができるというわけだ」とした。
また、パスポートには空白のページが7ページあり、特別な日に設置されるスペシャルスタンプが押せるようになっている。例えば、今月18日は円明園が破壊されてからちょうど160年目となるため、同日から12月31日まで、円明園内の清史書店でスペシャルスタンプを押すことができる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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