路線バスの後方に信号機!? 「スマートバス」が好評―中国

Record China    2020年10月20日(火) 10時20分

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16日、観察者網によると、湖南省長沙市に信号機を搭載した路線バスが登場した。

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2020年10月16日、観察者網によると、湖南省長沙市に信号機を搭載した路線バスが登場した。

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バス前方の交差点にある信号機と連動し、バス後方のパネルに表示される仕組み。このシステムにより、後続車はバス前方の状況を知ることができ、(追い越しなどで)誤って信号無視することを避けることができるという。

実際に搭載されているスマートバス315線のバスでは、バス後方に左右前の3方向の矢印が信号機の色に合わせて表示されるようになっており、矢印と残り秒数が交互に表示される。315線の担当者は、「われわれのバスは大きいので、後続の小型車はバスにさえぎられて前方の信号が見えない。(バス後方信号システムにより)特に追突事故を防ぐことができる」と話している。

記事によると、全国初だというこのスマートバス315線は今年4月から運行を開始。乗車や降車の方法、運賃はこれまでのバスと同じだが、スマートバスがスマート交差点に近づくと、道路状況協調システムがバスの正確な位置や速度、車内の乗客数、時間の正確さなどのデータを取得し、信号制御システムとデータ交換を行い連動する。そして赤信号の時間の短縮や青信号の時間の延長などにより、バスを優先するようになっているという。

このシステムに中国のネットユーザーからは称賛の声が多く寄せられており、「全国に普及してほしい」との意見もあるという。(翻訳・編集/山中)

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