人民網日本語版 2020年10月14日(水) 19時40分
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国際体操連盟の渡辺守成会長はこのほど、東京で11月に開催される国際競技会の概要を発表した。資料写真。
国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長はこのほど、東京で11月に開催される国際競技会の概要を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大後から日本国内で初めて開催される国際大会となり、中国はすでにその参加を確定している。新華社が伝えた。
渡辺会長は12日、同大会が東京の国立代々木第一体育館で開催され、中国のほか、日本、ロシア、米国の4カ国で行われることを明らかにした。
中国代表チームの葉振南(イエ・ジェンナン)監督は、「新型コロナウイルスの感染拡大後では、中国代表が初めて参加する国際大会。今の主な問題は、帰国後に14日間の隔離に加えて、7日間の観察期間が必要であることだ。これが、代表チームにとって課題となる」との見方を示す。
東京五輪の体操のテスト大会は元々今年4月初めに開催される予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。渡辺会長は、「新型コロナウイルス感染対策を徹底する。新型コロナウイルスの感染拡大後では初めて日本国内で開催される体操の国際大会であるほか、東京五輪の来夏への延期決定以来、日本国内に海外選手を招いて開催される初の国際大会でもある。東京五輪の準備において、非常に象徴的意義がある」との見方を示した。
参加選手は日本到着後、専用のバスで移動し、ホテルと大会会場以外は原則外出が認められず、大会開催前にはPCR検査が実施される。
渡辺会長は、「選手団に感染者を出さず、日本にコロナを持ち込まないことが最優先。今大会の成功が東京大会の後押しとなればうれしい」と語った。水鳥寿思男子強化本部長は、内村航平や萱和磨などの主力メンバーが参加することを明らかにし、「選手たちは、ぜひ参加したい、各国のライバルたちと試合をしたいと意気込んでいる。久しぶりの国際大会の舞台を楽しみにしている」と大会の開催を歓迎している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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