国会出席のジャッキー・チェン「大気汚染は悲観せず」、党のイヌと批判の声―中国

Record China    2014年3月6日(木) 15時59分

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5日、全国政協委員として北京市で開催中の「両会」に出席している俳優ジャッキー・チェンが、「大気汚染を悲観しなくていい」と発言。ネット上では賛否両論の声が起こっている。

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2014年3月5日、全国政協委員として北京市で開催中の「両会」(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)に出席している俳優ジャッキー・チェンが、「大気汚染を悲観しなくていい」と発言。ネット上では賛否両論の声が起こっている。新浪網が伝えた。

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「両会」は国会にあたる全国人民代表大会(全人代)と、助言機関である中国人民政治協商会議(政協)を指し、年1回開催される政策決定の場となる。その委員を務めるジャッキーは5日、会議に参加したのちインタビューに応じ、北京の空を覆う大気汚染について言及した。

マスクをつけずに両会に出席したジャッキーは、「20数年前は香港の空もこうだったし、アメリカでもこんな空を見た。しかし今の香港は青空を取り戻しているし、悲観することはない。きっと克服できる」と発言。「それは近い将来?」と質問されると、微笑を浮かべつつコメントは控えている。

この発言にネットユーザーの反応は賛否両論に分かれるが、批判の声のほうが圧倒的だ。「確たる根拠もなしにこの発言?」「ごますり。すっかり党のイヌに成り下がった」「次の春節晩会(旧暦大みそか放送の国民的年越し番組)の出演は、これで決まったな」「そこまで共産党への忠誠を誓うなら、早く党員になれ」「北京の空が晴れれば、別の都市はどうでもいいってこと?」などのコメントが見られる。支持する人からは、「何も悪いことは言ってない」「楽観的でいい。ジャッキーらしい」などの声が聞かれている。(翻訳・編集/Mathilda

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