<全人代>李克強首相報告「歴史を決して後戻りさせてはならない」=日本を強くけん制―中国メディア

Record China    2014年3月6日(木) 8時10分

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5日、新浪専欄は、中国北京市で同日開幕した第12期全国人民代表大会(全人代=国会)第2回会議で李克強首相が読み上げた政府活動報告について独自解説記事「首相報告から中国外交の新動向を読む」を掲載した。

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2014年3月5日、新浪専欄は、中国北京市で同日開幕した第12期全国人民代表大会(全人代=国会)第2回会議で李克強(リー・カーチアン)首相が読み上げた政府活動報告について独自解説記事「首相報告から中国外交の新動向を読む」を掲載した。以下はその概要。

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政府活動報告に大きな変化はなかったが、中国は発展途上にある国家として、周辺国との外交、大国としての関係構築に重きを置くことととなった。

注目すべき点は以下の3項目。まず第1に周辺国との外交を推進し、第二次世界大戦の勝利による成果と戦後の国際秩序を守り、歴史を決して後戻りさせないこと。これは明らかに日本に向けたアピールだ。尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題を発端に、日中関係は悪化の一途をたどっている。安倍晋三首相の靖国神社参拝は、中国と韓国だけでなく米国にも不快感を与えた。戦後の国際秩序を守るため、日本には鮮明な態度を示す。

第2には国家主権、安全と利益を断固として守り、国民や企業の海外における合法的な収益を保護する。第3に大国としての責任を負い、国際事業に積極的に関与し、世界的な問題の解決に寄与する。(翻訳・編集/AA)

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