「親日」のアボット豪首相、中国批判から一転、「中立」の姿勢に=4月の中国訪問に配慮か―中国メディア

Record China    2014年3月6日(木) 7時50分

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5日、環球時報(電子版)の報道によると、4月に東アジアを訪問予定のオーストラリアのトニー・アボット首相は、同国のメディアの取材に応え、日中関係についてオーストラリアは中立の立場を維持すると述べた。資料写真。

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2014年3月5日、環球時報(電子版)の報道によると、4月に東アジアを訪問予定のオーストラリアのトニー・アボット首相は、同国のメディアの取材に応え、日中関係についてオーストラリアは中立の立場を維持すると述べた。

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トニー・アボット首相は、就任前に対中投資やチベット・台湾問題を批判し、日本を強く支持する立場を表明しており、「親日家」と言われている。

ジュリア・ギラード前首相の在任時、オーストラリアは中国と戦略パートナーの関係を築いていたが、トニー・アボット政権の誕生後、オーストラリアは中国の防空識別圏に強く抗議し日本を支持。トニー・アボット政権の姿勢に国内では、「無謀な行為」と指摘する声も上がっている。

同氏は4月に東アジアへの訪問を計画しており、日中韓3カ国と経済関係の強化を図りたいと話している。さらに、「オーストラリアにとって重要なパートナーである日中の間に摩擦が起きているが、オーストラリアは中立の立場を維持する」との姿勢を示した。トニー・アボット首相の姿勢に中国メディアは「防空識別圏の抗議とは大きく異なる態度」と報道している。(翻訳・編集/内山

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