アカデミー賞を逃したウォン・カーウァイ監督、「香港代表」でノミネートに誇り―香港

Record China    2014年3月4日(火) 11時5分

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3日、第86回アカデミー賞の授賞式に、香港映画「グランド・マスター」のウォン・カーウァイ監督が出席。惜しくも受賞は逃したが、“香港代表”の心意気で出席したことを語っている。

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2014年3月3日、第86回アカデミー賞の授賞式に、香港映画「グランド・マスター」のウォン・カーウァイ(王家衛)監督が出席。惜しくも受賞は逃したが、“香港代表”の心意気で出席したことを語っている。新浪網が伝えた。

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今回のアカデミー賞では、映画「グランド・マスター」が当初は外国語部門賞の候補作になっていたが、最終的にはノミネート作品9本の中には選ばれず。しかし、撮影賞および衣装デザイン賞の2部門でノミネートされた。中国語映画としては、今回のアカデミー賞でノミネートされた唯一の作品となった。

今回、撮影賞に選ばれたのは「ゼロ・グラビティ」、衣装デザイン賞は「華麗なるギャッツビー」で、「グランド・マスター」は無冠に終わった。しかしウォン監督は今回のアカデミー賞について、「優秀な映画人が集まる場所に招かれたのは、自分の作品が認められたことの証し。やり抜いたという思いはあるし、中国語映画として種をまく役割は果たせたと思う」と、満足感を語っている。

衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チョン(張叔平)はウォン監督の盟友として、監督作品に欠かせない存在。人気作の「恋する惑星」「天使の涙」をはじめ、「花様年華」ではマギー・チャン(張曼玉)のまとった数々のチャイナドレスが観客を魅了した。ウォン監督はウィリアム・チョンについて、「今回はかなわなかったが、いつか必ず受賞する日がくる」と語っている。

今回の授賞式には、香港映画監督会のバッジを胸につけて登場した。これについてウォン監督は、「今日は香港映画を代表してやって来た」と、香港への愛と誇りを語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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