中国人の心にある宗主意識、属国だった韓国人が捨てきれない被害者意識―中国紙

Record China    2014年3月2日(日) 14時10分

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1日、一部の中国人の心の中には、香港やマカオ、台湾だけでなく全世界をも「救ってやっている」という「宗主意識」が隠れている。そして、韓国人の心には被害者意識が…。資料写真。

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2014年3月1日、最近、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で、「中国本土人の宗主意識」と題したスレッドが人気だ。中国紙・南方都市報(電子版)が伝えた。

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「中国本土人の宗主意識」とは、香港、マカオ、台湾だけでなく、欧米や全世界をも「中国人が救ってやっている」という意識を指す。その典型的な思考スタイルを紹介すると、「俺たち中国人が買ってやらなかったら、香港は金融危機から抜け出せたか?ギリシャ経済は回復するか?世界経済はとっくの昔に終わってるだろ。お前たちの繁栄はみんな俺たちのおかげだ!」というもの。

同様に、韓国のネット上では「韓国人特有の被害者意識」が話題になっている。ソチ五輪の判定に対する韓国人の猛抗議が主な事例だ。フィギュア女子のキム・ヨナの銀メダルは、80%以上の韓国人が「不公平な判定」と考えている。金メダルを取ったロシアのソトニコワのフェイスブックには、韓国人ユーザーからの抗議コメントが殺到した。スピードスケート女子ショートトラック500メートル決勝で韓国選手を転倒に巻き込んだ英国選手はさらに悲惨で、彼女のツイッターは韓国人からの恨みの言葉で埋まり、殺人予告まで飛び出したほどだ。

「われわれが世界経済を救っている」という中国人の傲慢(ごうまん)さは、貧困に苦しんだ過去を持つ富裕層の「成り上がり」精神から来ている。「キム・ヨナの銀メダルはおかしい」と訴える韓国人は、過去に属国だった劣等感を抱えている。

中国で大人気の韓国ドラマ「星から来たあなた」を見るがいい。今では宇宙も韓国人のものだ。韓国人は、「傲慢さと劣等感の複合体」と言えるかもしれない。侵略された過去を持ち、現在は北朝鮮と対峙(たいじ)する韓国人の危機意識と劣等感は相当根深いものがある。かつて貧しかった隣国の人間が、今では韓国で札びらを切っている。当然、面白くない。そこで韓国人はこう思うのだ。「中国人は貧しかったからお金をつかんだ。でもわれわれにはまだ文化がある」と。(翻訳・編集/本郷)

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