中国が10年連続で世界一の製造大国に―中国メディア

Record China    2020年10月12日(月) 15時20分

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9日、中国新聞網は、中国が10年連続で世界一の製造大国の地位をキープしたと伝えた。

2020年10月9日、中国メディアの中国新聞網は、中国が10年連続で世界一の製造大国の地位をキープしたと伝えた。

中国工業情報化部の肖亜慶(シャオ・ヤーチン)部長は9日、2019年の中国の製造業付加価値が世界全体の28.1%を占め、10年連続で世界一の製造大国としての地位を保ったことを人民日報掲載の文章の中で明らかにした。

記事はこの文章を基に「今のところ中国は世界で唯一、国際連合の産業分類に列挙されているすべての工業部門をカバーする国だ」とし、「中国の工業付加価値は、16年からの24兆5400億元(約387兆円)から19年には31兆7100億元(約500兆円)に増加しており、年平均増加率は5.9%で、世界平均の2.9%を大きく上回っている」と伝えた。

肖氏は同文章の中で、「第13次5カ年計画(16~20年)の期間中、中国製造業の開放と提携の向上は顕著であり、一般製造業は段階的に開放され、通信分野の開放も拡大し続けていて、重要な外資プロジェクトも実行に移した。一帯一路沿線の30以上の国と生産能力提携を結び、高速鉄道、原子力発電所、衛星などを海外へ輸出しており、世界のサプライチェーンにおける中国製造の地位と影響力は高まり続けている」と記したという。

記事は、「製造業は国家経済の命綱であり、情報化は経済社会発展の重要な流れである。第13次5カ年計画期間中、中国のスマート製造は大きく前進し、インダストリアル・インターネットの発展は急成長の段階に入り、デジタル化した職場とスマートファクトリーはおおむね確立した」と自賛した。(翻訳・編集/山中)

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