中国の「南京大虐殺」「抗日戦争勝利」記念日採択、日本が「なぜ今」と異議―シンガポール華字紙

Record China    2014年2月28日(金) 3時47分

拡大

27日、シンガポール華字紙・聯合早報は「日本が中国の記念日設定に異議」と題する記事を掲載した。写真は上海の抗日戦争記念館。

(1 / 2 枚)

2014年2月27日、シンガポール華字紙・聯合早報は「日本が中国の記念日設定に異議」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

その他の写真

中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)の常務委員会は27日、9月3日を「抗日戦争勝利記念日」、12月13日を「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」とする法案を採択した。これに対して日本は異議を唱え「理解できない」と主張した。「なぜ戦後半世紀以上たった今、このような行動に出るのか」と。

日本の外交トップは「中国が対日批判を強化している」と理解しているが、日本国内では日中関係のさらなる悪化への懸念が広がっている。菅義偉官房長官は26日の記者会見で、中国の内政問題であるため論評は避けながら「日本は戦後一貫して平和を維持している。中国がなぜ戦後69年たった今、記念日に制定するのか分からない」と述べた。

菅官房長官は南京大虐殺について、旧日本軍が非戦闘員である一般市民を殺害したことを認めている。日本メディアは日本の外交関係者の話として、日中関係が総体的にさらに悪化する可能性を指摘した。日本側は南京大虐殺を「南京事件」と呼んでいる。日中間の溝はこの呼称の違いにも表れている。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携