カナダ、父母・祖父母移民プログラムの申請受付再開へ=中国系市民から「熱烈な反響」―米メディア

Record China    2020年10月10日(土) 5時20分

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米ラジオ・フリー・アジアによると、カナダ政府が5日、父母・祖父母移民プログラムの申請受付を再開すると発表し、中国系コミュニティーで「熱烈な反響」を引き起こしている。写真はバンクーバー。

米ラジオ・フリー・アジア(RFA)の中国語版サイトは6日、カナダ政府が5日、父母・祖父母移民プログラムの申請受付を13日より再開すると発表し、中国系コミュニティーで「熱烈な反響」を引き起こしていると報じた。

記事によると、スポンサーとして父母・祖父母の移民を希望する人は、11月3日までにウェブサイトで「関心」を表明する。移民・難民・市民権省(IRCC)は、「抽選」でスポンサーを選び、最大1万人に申請書を提出するための招待状を送信するという。

昨年は「先着順」のため2万件の枠はわずか8分で埋まった。IRCCは今年、以前採用していた「抽選方式」を復活させる。枠は今年が1万件で、来年が3万件となる。

毎年、年初に行われていた父母・祖父母移民プログラムの申請受け付けが再開されることを受け、中国系市民からは歓迎の声が上がっている。

IRCCの統計によると、過去3年間の中国からカナダへの移民数は年間平均約3万人。昨年は中国とカナダの関係に変化が生じたが、中国人のカナダへの移民熱は続いている。カナダ政府も中国人移民の数を減らす傾向を示していない。専門家は「中国政府がどんなに圧力をかけようとも、トルドー政権は中国に好意的で、両国関係が悪くなることはないと、中国人は気づいている」と述べている。(翻訳・編集/柳川)

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