<尖閣問題>日中が戦争に至るような危機の回避を!=国民の幸せのために活用策の協議が必要―村山元首相

Record China    2014年2月28日(金) 7時30分

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27日、村山富市元首相は記者会見し、尖閣諸島問題について、無人島のために世界第2第3の経済大国が戦争に至るような(危機的な)状況は回避しなければならない、と強調、「(国民の)幸せのためにどう(有効に)活用していくか検討していくべきだ」と提言した。

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2014年2月27日、村山富市元首相は日本記者クラブで記者会見し、尖閣諸島問題について、無人島のために世界第2第3の経済大国が戦争に至るような(危機的な)状況は回避しなければならない、と強調した上で、「日中双方や台湾も含め(国民の)幸せのためにどう活用していくか検討していくべきだ」と提言した。発言要旨は次の通り。

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尖閣諸島問題は日中双方が主権を主張し合っているが、このままでは際限ない議論になってしまう。人も住んでいない島のために世界第2第3の経済大国が戦争に至るような(危機的)状況は回避しなければならない。今後お互いのためにどう活用していくか協議して行けばいいと思う。台湾も含め(国民の)幸せのために検討していくべきだ。歴史的な主権問題は5年かかろうが10年かかろうが、詰めていけばいい。

日本は東京裁判を受け入れ、A級戦犯が処刑された。これは講和条約にも盛り込まれており、日本はこれを受け入れて戦後の国際社会に復帰した。A級戦犯が合祀されている靖国神社への参拝はこの国際的条約を否定するものだ。

安倍首相は外交的な配慮が必要だと言って靖国神社参拝を見合わせていたのに、近隣国との関係が最も難しくなっている中で参拝したのは理解できない。(取材・編集/HY)

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